フランス語の文章を読むとき、イントネーション(抑揚)が大切です。
簡単な単語、文法で話していても、フランス語のイントネーションで話すと、「あら!あなた、フランス語が上手ね」と相手との距離が縮まります。
フランス語のイントネーションの形をお伝えしますので、是非、声に出してみてください。
あなたの話すフランス語が、「あら、びっくり!フランス語っぽいわ~」と感じるはずです。
目次
フランス語らしさはイントネーションが大切
イントネーションは音の高低のパターンのことを言います。
フランス語らしく話すのには、このイントネーションを身につけることが大切です。
「私にできるかしら?」
と身構えているあなた!
フランス語のイントネーションはおおまかに言うと「簡単」です。
例えば、平叙文(へいじょぶん)の場合、
文の中で、上がって、上がって、下がる (もしくは平たん)
です。
「えっ?何いっているの?」
ですよね。
細かくいうと、いろいろありますが、この「上がって、上がって、下がる (もしくは平たん)」の感覚、これが身に着くと、あなたのフランス語がグッと本物のフランス語に近づきます。
また、この上がり、下がりは、話す時、聞く時に大事で、文が終わったかどうかが分かります。
文の途中ではイントネーションは上がり、文の最後にイントネーションは下がるか平たんになります。
フランス語のイントネーションの形
短文の上昇、下降
平叙文(へいじょぶん)
あなたは彼と出かける。
私は友人と一緒に羽田からフランスへ出発する。
1976
疑問詞がつかない疑問文
あなたは彼と出かける?
文中の大小の上昇
休暇があれば海に行きます。
疑問詞がつく疑問文
疑問であることが明らかなので、イントネーションは話し手の心的な態度を表します。
君はどこに行く?
- 降下のイントネーション
- 上昇のイントネーション
上昇のイントネーションを使うことで、話し手は事実の確認だけでなく、受け手への心配りを表現することができます。
イントネーションの分かりやすい動画をご紹介します。
感覚を掴んで、実際に色々な文を言って、からだに覚えこませましょう。
もっとフランス語らしく聞こえる声の上げ方
フランス人は、上昇する音節の前の音節の高さがいったん下降します。
このことに気をつけて話すと、低音から高音へ緩やかに上昇し、もっとフランス語らしく聞こえます。
例をあげてみますね。
なんとなく分かりますか?
フランス語のイントネーションが実は大事なこと|まとめ
フランス語のイントネーションの形をお伝えしました。
いかがでしたか?
声に出して言ってみました?
フランス語っぽく感じたのではないでしょうか。
慣れてくると自然に「上がって、上がって、下がる(もしくは平たん)」で話せるようになります。
イントネーションはフランス語らしくなったけど、「アルファベットの読み方がカタカナ読みになっちゃうのよね~」っていうことはないですか?
カタカナフランス語から卒業するとフランス語を読む、話すことが楽しくなりますよ~
それでは、
BON COURAGE ! がんばって!