フランスの映画

フランス映画の特徴を歴史と特選6作品から知る

フランス映画の特徴

フランスと言えば「映画」と思い浮かぶ人、多くいると思います。

世界三大映画祭の1つ、カンヌ国際映画祭が開催される国でもあります。

「フランス映画ってどんな感じなの?」とちょっと知りたいと思ったら、その特徴は歴史と作品から知ることができます。

そこで、今回は

  • フランス映画の歴史からみる特徴
  • フランス映画の作品からみる特徴

をお伝えします。

C’est parti !

 

フランス映画の歴史からみる特徴

映画という媒体の創成期、フランス映画の技術は世界一を誇っていました。

なぜなら、映画がフランスで生まれたからです。

ここでは、映画の誕生から歴史をお伝えします。

映画はフランスで生まれた

映画の父と呼ばれるリュミエール兄弟がいます。

兄はオーギュスト・リュミエール、弟はルイ・リュミエール。

1894年パリ、写真館をしていた彼らの父が、エジソンが発明した映画を上映するキネトスコープ(箱の中をのぞき込む形)を目の当たりにしました。

そして、父は兄弟に動画の研究開発を勧めます。

キネトスコープを改良しスクリーンに投影することによって、一度にたくさんの人々が鑑賞できるシネマトグラフを開発しました。

1895年12月28日、パリのグラン・カフェ地階のインドの間 (現在のホテル・スクリーブ・パリ)で、兄弟が自ら撮影した映像を有料公開しました。

この中には、世界で最初の実写映画「工場の出口」がありました。

こちらがその映像です。

 

兄弟は、1900年に開催されたパリ万博でも映画を上映しています。

映画を芸術としてみているフランス

フランスでは、「映画は第7の芸術」として広く認知されているので、単に娯楽だけでなく、芸術性の高い作品が多く作られます。

 

映画は第7の芸術

1911年、イタリアの理論家カニュードが、時間の芸術(音楽、詩、舞踊)と空間の芸術(建築、彫刻、絵画)をつなぐ“第七の芸術”と映画を定義しました。

 

世界初の女性監督はフランスで誕生

アリス・ギィ・ブラシェ(Alice Guy-Blaché )

リュミエール兄弟が、パリで有料上映した実写映画「工場の出口」は、事前に関係者向けの上映会があり、そこにアリスは参加していました。

彼女は、シネマトグラフを使って、物語を描くことを思いつきます。

その後、彼女は、自分で台本を書き、それを演じる映画を作ります。

映画史に残るほどの数々の功績がありながら、彼女の存在は忘れ去られています。

 

アリスの功績を今に伝える映画が2019年4月19日からアメリカを皮切りに公開されました。

ナレーションを務めるのは女優のジョディ・フォスターです。

BE NATURAL: THE UNTOLD STORY OF ALICE GUY-BLACHÉ

 

ヌーヴェル・ヴァーグ

ヌーヴェル・ヴァーグ (Nouvelle Vague) は、1950年代末にフランスで始まった映画運動。

意味は「新しい波」。

低予算、撮影はロケ中心で製作され、今この瞬間を生きる若者たちの恋愛、友情を描き、ブームになりました。

今までの映画のシステムに反発して始まったヌーヴェル・ヴァーグは、世界にも影響を与えました。

それは、アメリカの「アメリカン・ニュー・シネマ」(『卒業』『俺たちに明日はない』など )、イギリスの「イギリス・ニュー・ウェイヴ」(『長距離ランナーの孤独』『土曜の夜と日曜の朝』など)といった、映画運動です。

 

フランス映画の作品からみる特徴

百聞は一見に如かず、フランス映画の作品を見ることで特徴がわかります。

ここでは6つの作品をご紹介します。

あなたの知っている、見たことがある作品があるかもしれませんね。

『悪魔のような女』

原題:Les Diaboliques

公開:1955年

ジャンル:サスペンス

小学校の校長の妻が、校長の愛人の2人で共謀して校長を殺すことに…

 

 

『大人は判ってくれない』

原題:Les Quatre Cents Coups

公開:1959年

ジャンル:ドラマ

12歳の少年アントワーヌ、家庭でも学校でも自分の居場所を見つけることのできない彼の行動は周囲から浮いてしまう。

ついには少年鑑別所に送られてしまった彼は逃亡して…

少年期の孤独、悲しみ、一人立ちへの強い望みを描いています。

 

 

『太陽がいっぱい』

原題:Plein Soleil

公開:1960年

ジャンル:サスペンス

ルネ・クレマン監督の代表作。

ニーノ・ロータの美しいメロディと共に世界中で大ヒット。

主演のアラン・ドロンはこの作品で広く知られるようになり、有名俳優へ駆け上って行くきっかけとなった作品です。

 

 

『男と女』

原題:Un homme et une femme

公開:1966年

ジャンル:ドラマ

同じ寄宿舎に子供を預けていることで知り合う男と女。

ふたりには共に伴侶を亡くしたという共通の過去があった。

やがてふたりは互いへの思いと辛い過去との間で揺れ動き…

 

 

『レオン』

原題:Léon

公開:1994年

ジャンル:ドラマ、アクション

フランスとアメリカ合作映画。

リュック・ベッソン監督のハリウッド進出第1弾作品。

殺し屋レオンに警官に家族を殺された12歳の少女マチルダが助けを求めてきた。

復讐を誓う少女と、彼女を守る殺し屋。

そこに生まれた「凶暴な純愛」。

 

 

『最強のふたり』

原題:Intouchables

公開:2011年

ジャンル:ドラマ

頸髄損傷で体が不自由な富豪(フィリップ)と、その介護人(アブデル)となった貧困層の移民の若者が、衝突しながら互いを受け入れ最強の友情が生まれる。

フランスでの歴代観客動員数で3位(フランス映画のみの歴代観客動員数は2位)となる大ヒット作となりました。

日本でも公開されたフランス語映画の中で歴代1位になるヒット作となりました。

 

 

フランス映画の特徴を歴史と特選6作品から知る|まとめ

フランス映画を歴史と作品からみる特徴をお伝えしました。

いかがでしたか?

フランス映画は心理描写や人間性を問い続けるような映画が多いので、「小難しい」「暗い」と言われることがありますが、それがフランス映画の魅力だったりします。

フランス映画の特徴を知っていただけたら、ぜひ、1本でも2本でも作品を見てみてください。

 

とは言っても、フランス映画を見られる機会は少ないですよね。

大きな街にある映画館やテレビ(地上波、BS)で見られても、年に数回程度。

 

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ABOUT ME
nico
nico
「フランス語を話せるようになって、またパリに行きたい!」という思いでアラフォーからフランス語の学習を始めました。 日々の生活の中でフランスを愉しみながらフランス語習得するのにお役に立つことをお伝えしたいなと思っています。 詳しいプロフィールはこちらをご覧ください