パリでチョコレートをお土産や自分用に買いたいと思った時、数あるチョコレート専門店 (Chocolaterie ショコラトゥリー)、デパートやスーパーなどの中から、どこにしようか迷ってしまいます。
ガイドブック、インターネットで調べていたら、フランス料理の巨匠アラン・デュカスによるチョコレート専門店 Le Chocolat Alain Ducasse (ル・ショコラ・アラン・デュカス) が気になりました。
調べていくうちに、チョコレートを買うならココだわ！と思いチョコレートを購入。
今回は
Le Chocolat Alain Ducasse (ル・ショコラ・アラン・デュカス)のこと
パリのお土産として買ったおすすめのチョコレート
についてお伝えします。
目次
フランス料理の巨匠 アラン・デュカス
フランス出身 (現在はモナコ国籍) の史上最年少でミシュラン3つ星を獲得した料理長。
世界各地で20店以上のレストランを経営。
家業はフォアグラ用のあひる畜産農家で、幼い頃から自家菜園や森で採れる食材を使った祖母の家庭料理の味に親しんでいました。
アラン・デュカスの料理哲学の基本にあるのは、厳選された良質な素材本来の味わいと香りといった特徴を十分に生かし、表現すること。
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Le Chocolat Alain Ducasse（ル・ショコラ・アラン・デュカス）について
そんなアラン・デュカスは料理人になると同時にチョコレートを作る職人 (Chocolatier ショコラティエ ) になる夢を持っていました。
2013年2月にパリのバスティーユに「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の工房をオープンし、長年の夢が現実となりました。
LE CHOCOLAT Alain Ducasse フランスWEBサイト
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CREA traveller Spring 2018 に掲載されています。
CREA traveller は旅をテーマにした女性向け情報誌。
旅情報を中心にファッションやカルチャーなども掲載されています。
きれいな写真が豊富で、見ていると旅に出かけたくなります。
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フランスで初めての「Bean to bar（ビーントゥーバー）」
Le Chocolat Alain Ducasse はフランスで初めて「Bean to bar（ ビーン トゥー バー ）」という形でチョコレートを製造しているチョコレート専門店。
Bean はカカオ豆、bar は板チョコレートのことで、カカオ豆の仕入れ、焙煎・粉砕、成型まで製造工程を、1つの工房で行っています。
ほとんどのチョコレート専門店はクーベルチュール (カカオバターの含有率が高い製菓に適したチョコレート)を仕入れて製品を作るやり方ですが、Le Chocolat Alain Ducasse はチョコレート工房で製造した作りたてのチョコレートをその場で販売しているので、他のチョコレート専門店とは違う美味しさを味わえます。
Bean to bar の工程
1. 豆の選別
2. ごみや異物を取り除く
3. 焙煎
4. 粉砕
5. 皮を取り除く
6. 粗く砕き、すり潰す
7. 舌触りを良くするために微粒化する
8. コンチング（練り上げ）（撹拌・精練）
9. テンパリング
10. 型に流しいれ成型
※コンチング
ココアバター、砂糖、粉ミルクなどを混ぜ合わせ練り上げること
※テンパリング
溶かしたチョコレートを冷やし再び加熱し冷やし固めるという温度調整
小椋三嘉 おぐら みか の ” Chocolate Time ” という動画で、アラン・デュカスのチョコレートに対する思いや製造工程を見ることができます。
” Chocolate Time ” by Ogura Mika, Guest : Alain Ducasse
【チョコレートトーク】日本語字幕付き
小椋三嘉 おぐら みか の ” Chocolate Time ”
パリの店舗
① LA MANUFACTURE DE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE
住所：40 RUE DE LA ROQUETTE 75011
営業時間：月曜日～土曜日 10h30～19h00
最寄り駅：メトロ1号線、5号線、8号線、BASTILLE (バスティーユ ) 駅
バス69番 BRÉGUET-SABIN (ブレゲ＝サバン)下車
② LE COMPTOIR SAINT-HONORÉ
住所：9 RUE DU MARCHÉ-SAINT-HONORÉ 75001
営業時間：月曜日～土曜日 10h30～19h30
最寄り駅：メトロ1号線、7号線、14号線、TUILERIES (チュイルリー) または PYRAMIDES (ピラミッド ) 駅
③ LE COMPTOIR SAINT-BENOÎT
住所：26 RUE SAINT-BENOÎT 75006
営業時間：月曜日 13h30～19h30
火曜日～土曜日 10h30～19h30
最寄り駅：メトロ4号線 ST-GERMAIN-DES-PRÉS (サン＝ジェルマン＝デ＝プレ ) 駅
④ LE CORNER GALERIES LAFAYETTE GOURMET
住所：35 BOULEVARD HAUSSMANN REZ-DE-CHAUSSÉE DU MAGASIN 75009
営業時間：月曜日～土曜日 08h30～21h30
日曜日 11h00～20h00
最寄り駅：メトロ3号線、9号線、HAVRE-CAUMARTIN (アーヴル・コーマルタン ) 駅
RER A線 AUBER (オーベール) 駅
⑤ LE CORNER GARE DU NORD
住所：GARE DU NORD SALLE D’EMBARQUEMENT EUROSTAR (MEZZANINE TRANSMANCHE)
営業時間：月曜日～金曜日 06h00～21h30
土曜日 06h00～20h30
日曜日 07h00～21h30
⑥ LE CORNER GARE DE LYON
住所：GARE DE LYON HALL 2 – EN FACE DES VOIES 5 À 23
営業時間：月曜日～金曜日 07h30～20h30
土曜日、日曜日 09h00～190h30
日本の店舗
2018年3月にパリ以外では初めての「ル・ショコラ・アラン・デュカス」が東京の日本橋にオープンしました。
現在 (2019年10月) 、日本に5店舗あります。
- ル･ショコラ･アラン･デュカス 東京工房 (サロン併設)
- ル･ショコラ･アラン･デュカス 六本木 (サロン併設)
- ル･ショコラ･アラン･デュカス 日本橋髙島屋
- ル･ショコラ･アラン･デュカス 羽田空港
- ル･ショコラ･アラン･デュカス 大丸心斎橋
今、パリで買えないけどちょっと食べてみたい、気になるわ～
そんな時は、日本の店舗でほぼパリの店舗と同じ商品を買うことができます。
商品によっては、日本未上陸や品切れの場合もあるかもしれないので、お目当てのチョコレートがある時は事前確認をしてから出かけましょう。
Le Chocolat Alain Ducasse 日本WEBサイト
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① LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE MANUFACTURE À TOKYO
ル･ショコラ･アラン･デュカス 東京工房
住所：〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-1-1
電話番号：03-3516-3511
営業時間：11h00～20h00
併設サロンのラストオーダーは19h30
最寄り駅：東京メトロ 銀座線/半蔵門線 三越前駅 B6出口 徒歩2分
東京メトロ 銀座線/東西線、都営地下鉄 浅草線 日本橋駅 D4出口 徒歩5分
JR 総武線 新日本橋駅 出口5 徒歩5分
② LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE ROPPONGI
ル･ショコラ･アラン･デュカス 六本木
住所：〒106-0032 東京都港区六本木6-12-2
六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
電話番号：03-5775-1185
営業時間：11h00～21h00
併設サロンのラストオーダーは20h30
最寄り駅：東京メトロ 日比谷線、都営地下鉄 大江戸線 六本木駅 1C出口 徒歩5分
③ LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE NIHOMBASHI TAKASHIMAYA
ル･ショコラ･アラン･デュカス 日本橋髙島屋
住所：〒103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1
電話番号：03-3211-4111 (代表)
営業時間：10h30～19h30
最寄り駅：東京メトロ 銀座線/東西線 、都営地下鉄 浅草線 日本橋駅 B4出口直結
④ LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE HANEDA AIRPORT
ル･ショコラ･アラン･デュカス 羽田空港
住所：〒144-0041 東京都大田区羽田空港3-4-2 第2旅客ターミナル2F 金の翼
電話番号：03-5708-0125
営業時間：06h30～20h30
最寄り駅：京急線・東京モノレール 羽田空港第2ビル駅 直結
⑤ LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE OSAKA DAIMARU SHINSAIBASHI
ル･ショコラ･アラン･デュカス 大丸心斎橋
住所：〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸心斎橋店 本館B1
電話番号：06-6251-9510
営業時間：10h00～20h30
最寄り駅：Osaka Metro 御堂筋線 心斎橋駅 (南北改札、南南改札) より地下道直結
購入したのはタブレットチョコレート
Bean to bar の工程の中でコンチング（練り上げ）とい作業がありますが、その作業をしていない、なめらか仕上げにはなっていない『 NON CONCHÉ 』のチョコレートに興味があったので、店員に「ノン コンシェのミルクチョコレートが1つ欲しのですが．．．」と言ったら、「試食しますか？」の言葉。
満面の笑みで「Oui !」と返答。
1.5cm角くらいのひとかけらを食べたら
「おいしいーーー！」
日本に帰ってから、タブレットを好きな大きさに割って食べると、試食の時には感じなかった今まで食べたことのない味と食感にちょっと感動。
また食べたい！と思い、日本の店舗に行ってみたら、私が買ったのは日本未上陸のタブレット。
そうです、日本では入手出来ないのです。
そのタブレットがこちら
TRADITION LACTÉE 45％ MADAGASCAR NON CONCHÉ
(トラディショナル ラクテ 45％ マダガスカル ノン コンシェ)
お値段 8ユーロ (2018年11月 現在)
袋の大きさは約13cmx19cm
タブレットの形はこんな感じです。
写真はパンフレットを撮影
パリから帰国する間に割れてしまいました。
袋を開けチョコレートを取り出すと、ふわぁっ～と甘くちょっと酸味のあるカカオの香りに、「あ～ 癒される」
チョコレートにはアロマ効果がありますね。
濃いミルク味にバランスの良い塩味と酸味。
コンチングしていないカカオの味わいに、カソナード (さとうきびから作られる未精製のブラウンシュガー)の甘味と舌触り、塩の精華 (良質の塩田から取れる大粒の天日塩) の粒々そのままが混ざり、ジャリジャリとザクザクの混じった．．．ザリザリした今まで食べたことのない食感。
ミルクチョコレートが好きならおススメです。
ちょこっとフランス語
「ノン コンシェのミルクチョコレートが1つ欲しのですが．．．」
フランス語で言うと、
Je voudrais un chocolat au lait non conché , s’il vous plaît. (ジュ・ヴドレ・アン・ショコラ・オ・レ・ノン・コンシェ・スィル・ヴ・プレ)
パリで自分用のお土産のチョコにル・ショコラ・アラン・デュカスがおすすめ｜まとめ
パリではたくさんのチョコレートを目にします。
どれもこれも美味しそう。
その中からフランス料理人が作りだすという目線でチョコレート選びをしてみると、また違った味に出会えると思います。
『 Le Chocolat Alain Ducasse (ル・ショコラ・アラン・デュカス) 』 はパリ市内の買いやすい場所に店舗やコーナーがあるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
あなたが、
「日本未上陸のチョコレート専門店 (Chocolaterie ショコラトゥリー) も行ってみたい！」と思っていたら、おすすめなのが『 Le Cacaotier (ル・カカオティエ) 』。
パリ市内の店舗はどこも行きやすい場所にありますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
こちらに記事で『 Le Cacaotier (ル・カカオティエ) 』についてお伝えしています。
Bon Shopping !
良い買い物を！
