私がパリ旅行中は自分が日本人だからか、一人旅している日本人女性がよく目に付きます。
日本人女性だけでなく、カメラ片手に一人で街歩きをしている欧米の女性もよく見かけます。
日本は長い休暇が取りにくく、家族や友人と旅程を合わせるのが難しいですよね。
なので、一人で旅行するという選択肢になるのは珍しくないと思います。
今は一人旅行を楽しんでいる私も、最初の一人旅の時は同行者を探しました。
でも一週間前後の旅程を合わせることが出来ず、一人旅行になりました。
フランスの首都で、世界的な観光都市。
フランスの政治・経済、芸術、ファッション、グルメの中心地。
多彩な魅力にあふれた街。
そんなパリはどんな街なのでしょうか。
全体像を何となく...つかんでおきましょう。
目次
パリのプロフィール
正式国名/首都
フランス共和国 / パリ
人口/面積
約226万人 / 約105k㎡(東京の山手線の内側くらいの広さ、東京23区の1/6程度)
言語
公用語はフランス語
主要な観光施設、ホテル、レストランやショップなどでは英語が通じるところが多いです。
地理
20の行政区がルーヴル美術館のある1区を中心に時計回りに外へ、2区、3区・・・と広がっています。
街のほぼ中心を東から西へ流れるセーヌ川。
セーヌ川を挟んで、北側は右岸、南側は左岸と呼ばれています。
右岸は商業、左岸は学問や芸術がそれぞれ発展しました。
パリの東と西には、“ヴァンセンヌの森”と“ブローニュの森”が広がっています。
通貨
通貨単位はユーロ(€ Euro)
補助通貨単(ユーロの1/100)はサンチーム(Centime)
1ユーロ=100サンチーム
時差
フランスには冬時間と夏時間があり、それぞれで日本との時差が違います。
冬時間
- 期間:10月最終日曜日深夜 ~ 3月最終日曜日深夜
- 時差:日本からフランス -8時間、 フランスから日本 +8時間
- 例:日本 昼12時(正午) = フランス 朝4時
夏時間
- 期間:3月最終日曜日 ~ 10月最終日曜日
- 時差:日本からフランス -7時間、 フランスから日本 +7時間
- 例:日本 昼12時(正午) = フランス 朝5時
チップ
最近はホテルやレストランなどでサービス料込みの店も増えてきていますが、サービスを受けた時にはチップが必要です。
チップが必要かどうかの見分け方としては
伝票に「Service Compris(サービス料込み)」と記載されていればチップは不要と言う意味です。
レストラン
多くのレストランではチップは必要ありませんが、星の付くようなレストランでは合計金額の15%程度を、硬貨ではなく、お札でテーブルに置きます。
テイクアウトの店では不要です。
ホテル
星5つ以上の高級ホテルではそれなりの金額と頻度でチップが必要になります。
グレードにもよりますが、ベルボーイ、ポーターには荷物1個につき€1~€2程度。
通常の掃除やベッドメイキングには不要です。
特別なことを頼んだ場合には€1程度を渡したほうがよいです。
タクシー
料金の5~10%程度。
荷物をトランクに入れてもらったりしたら、少し多めに渡したほうがよいです。
トイレ
トイレに管理人がいる場合や、チップの皿が置いてある場合には、€0.5程度。
その他
映画館や劇場などの案内係には座席案内のお礼として€0.5~1程度。
国立劇場の場合は公務員なので不要です。
公共施設の案内をしてくれるガイドには€1~2程度。
祝祭日
キリスト教に関わる祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日があります。
物価
パリの物価は日本とあまり変わらないと思っていていいと思います。
芸術や文化の街だけあって、美術館の入館料、観劇やコンサートの料金は日本より安い場合も多いです。
外食はややお高め。
交通機関
パリ市内は公共交通機関が充実しているので、移動するのは困ることはありません。
- メトロ(地下鉄)
- RER(高速郊外鉄道)
- トラム(路面電車)
- ビュス(バス)
があります。
メトロ
パリ20区をくまなく網羅していて、乗り方や路線が初心者でもわかりやすいです。
RER
パリ市内と郊外を結び、市内は地下、郊外は地上を走ります。
ヴェルサイユ宮殿やディズニーランド・パリ、パリの2つの空港へ行く時に乗ります。
トラム
パリの外側をぐるっと巡るように走る線と郊外を走る線があります。
ビュス
約60の路線が入り組んでいて、メトロに比べると分かりにくいですが、小回りが利くので路線によってはメトロより早く目的地に着くこともあります。
また地上を走るのでパリの街並みを楽しみながら移動できます。
治安
パリの治安は非常に悪いというわけではないけど油断は禁物です。
日本と比べれば注意が必要です。
パリは時期にを問わず、スリ、置き引き、ひったくりなど観光客狙いの犯罪があとを絶ちません。
自分の身は自分で守るという意識は欠かさないようにしましょう。
パリはこんな街
東京の山手線の内側ほどの広さの中に、観光スポット、美術館、博物館、デパート、専門店、レストランやカフェなど見どころ、買い物どころ、食事どころが満載。
公共交通機関が整っていて東京の路線のように難しくないのでフットワーク軽く移動ができます。
世界的な観光都市なので清潔で設備の整った女性一人でも心地よく泊まれるホテルが数多くあります。
なんと言っても一人旅をする時に心強い、一人旅の旅行記や口コミが見つかりやすいです。