[4月,5月,6月]春のパリ 観光に役立つ天候、服装、休日、イベント情報

春頃にパリへ旅行する時に知っておきたい、天候、服装、休日、イベントなどの情報をまとめてみました。

今回は3月21日から6月20日までの情報をお伝えします。

この期間はフランスでの暦上の春を言います。

•春 3月21日から6月20日まで
•夏 6月21日から9月20日まで
•秋 9月21日から12月20日まで
•冬 12月21日から3月20日まで

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項目は次の5つです。

icon-asterisk 天候と服装
icon-asterisk フランスの休日と休暇
icon-asterisk イベントとおでかけ
icon-asterisk 旬の食材
icon-asterisk 滞在中の注意点

旅行計画の参考にしてみて下さい。

春の天候と服装

天候、服装を考える時、緯度からみてみると、どんな準備をすればよいのかのヒントになります。

日本の都市と欧州~北アフリカの都市を比較してみました。

パリが稚内よりも緯度が高いのに温暖な気候に恵まれているのは、フランスの西側の大西洋に暖流の北大西洋海流が流れ、一年を通して西から吹く偏西風が暖流の上の暖かい空気を運ぶからです。

日本のどこに住んでいるか、寒さ暑さに強いか弱いかによって、どのくらいで寒い、暖かいが違ってくると思います。

3月下旬~4月

icon-check-circle 天候

3月最終日曜日から時計が夏時間に変わり、日照時間が少しずつ長くなってきます。

昼間はぽかぽか陽気になってきますが、まだ寒いなと感じます。

小雨が降ることもあり、そうするとグッと冷え込みます。

季節の変わり目、天気や気温が数時間で変わることもしばしば。

上旬と下旬ではかなりの温度差があります。

icon-check-circle 服装

気温差での調整が出来るようにインナー付の少し厚手で腰回りが隠れる膝上のコートを持っていると便利。

雨が降り寒くなるとウールのコートが欲しいくらいな時もあり、実際に着ている人たちもいます。

4月のはじめはダウンがあってもいいくらいでも、終わり頃はスプリングコートでもよくなってきます。

1枚、薄手でもいいのでウールのもの(セーター、カーディガン)を持っていると重宝します。

寒い時にはストール、マフラー、手袋で防寒が出来るような準備をしておくと安心。

寒かったらパリで買えばいいやと思って行くと、もう街は春物であふれています。

この頃はまだ「春らしい服装」より「防寒」優先です。

5月

icon-check-circle 天候

4月に引き続き1日の中での天候差があります。

とは言え、寒さがだいぶ緩んできて、晴れた日の日中は歩くと汗ばむくらいの陽気で、やさしい風が吹くと「あ~ 気持ちイイ~」と言ってしまいたくなるくらい。

朝の早い時間や日が暮れてからの時間はまだまだ肌寒いです。

icon-check-circle 服装

フランス人と比べると体温の低い日本人には長袖+ジャケットが安心。

4月同様、カーディガンやストールなどで調整しやすいようにしましょう。

6月

icon-check-circle 天候

6月といえば日本は梅雨ですが、フランスは湿気が無くとても気持ちのよい季節。

カラッとした晴れの日が増えてきて、出かけるのに丁度良い季節。

日照時間が最も長い月なので、夜10時頃でもまだ夕方のような明るさです。

icon-check-circle  服装

1日の中で一番気温が上がる午後4時~5時頃は半袖で過ごせますが、羽織るものが欲しくなることもあるので薄手のものを持っている方がいいです。

フランスの天気予報

天気は行ってみないと正直わかりませんが、出発前に天気予報をチェックしたいですよね。

フランスの天気予報は日本と比べると当たらない...ことが多いのですが、パリでの過ごし方、服装や持ち物選び参考にはなります。

 Météo Paris (フランス語)

天気のアイコンと数値の表記がわかりやすい

Météo Parisのウエブサイト 

Météo Parisの使い方はこちらで紹介しています。

icon-file  参考記事
パリの天気予報の当たる確率UP!フランス気象学者監修Météo Parisの紹介

Yahoo Weather (英語)

フランス語より英語のほうがいい時はこちら

Yahoo Weatherのウエブサイト 

春のフランスの祝日、休暇

パリに限らずフランスへ旅行する時に外せない事に「休暇」があります。

これを知っているのと知らないのとでは現地での過ごし方に違いが出てきます。

例えば、行こうと思っていた場所がやっていなかったり、思っていた以上に混雑していて予定変更せざるをえなかったり...

この休暇の情報を上手に取り入れて旅行の計画をしましょう。

夏時間が始まる

フランスには冬時間と夏時間があります。

3月最終日曜の深夜にそれまでの冬時間から夏時間に変更されます。

この時期パリに滞在している時は、前日の土曜夜に1時間時計を進めて就寝するのを忘れずに。

昨日までとは違い1時間進むので、変更を忘れると交通機関の時刻や開館時刻に1時間遅く着くことになります。

冬時間と夏時間について紹介しています。

icon-file  参考記事
パリの街は女性一人旅に向いてる?街のプロフィールを見てみましょう〈1.6 時差〉

4月上旬~5月上旬

icon-check-circle 学校の休み

フランスには2週間ほどの学校の休みが年に4回あります。

「えっ?また2週間の休みなの?」と言ってしまうくらい。

ヴァカンス大国フランスです。

住んでいる地域によって期間が違う休みもあり、フランス全土をA、B、Cの3つのゾーンに分け期間をずらして休むようになっています。

パリはゾーンCです。

春には期間がゾーンによって違う、春休み(Vacances de printemps)があります。

期間は4月上旬~5月上旬の間で毎年変わります。

会社や店が休みになるわけではありませんが、学校の休みに合わせて家族が休暇にすることが多いので、観光地やイベント会場が混雑することが考えられます。

旅の計画をする時に期間がいつなのかを知っておくといいです。

フランス文部省のサイトにカレンダー (Le calendrier scolaire) があり、ここで確認出来ます。

フランス文部省サイトのカレンダー 

4月

icon-check-circle 復活祭 (Pâques/パック) 移動祝祭日

カトリック祭りの1つ。

キリストが復活した日。

復活祭(イースター)休暇/ Pâques(パック)があります。

うさぎや卵の形をしたチョコレートがこの期間限定で店に並ぶ。

店舗やレストランも休みということもあるので、行きたい店がある場合は休業かを事前に調べておきましょう。

icon-check-circle 復活祭の月曜日(Lundi de Pâques/ランディー・パック) 移動祝祭日

復活祭の翌日の月曜日

5月

icon-check-circle 5月1日 メーデー (Fetes de travail)

労働者の日でフランス人の多くが休暇を楽しみます。

メーデーはほとんどの店や美術館、博物館が休みになる旅行者泣かせの一日。

デモ行進、集会が開かれるので、交通機関も本数が少なかったり、運休だったりということも。

5月1日にパリ滞在になることもありますよね。

そんな時は出発前に観光施設、店や交通機関の状況を調べて、過ごし方を考えておきましょう。

フランス語で5月1日は「Le 1er Mai」と言うので、行きたい観光施設、店のサイトでこの文字を探すと情報が載っていたりします。

また、この日はスズランの日でもあり、街のあちこちでスズランのミニブ-ケが売られています。

icon-check-circle 5月8日 戦勝記念日(Fête de la Victoire )

ヨーロッパで第二次世界大戦が終わった日。

フランスでは1953年に5月8日を戦勝記念日として休日にすることにしました。

icon-check-circle キリスト昇天祭 (Ascension) 復活祭後の40日目 移動祝祭日

イエス・キリストが昇天される日で大聖堂や教会で厳粛なミサが行われます。

キリスト教徒にとっては復活祭とセットのような祝祭日。

この日から連休になることも。

icon-check-circle 聖霊降臨祭 (Dimanche de Pentecôte) キリストが昇天した10日後 移動祝祭日

Pentecôteペンテコステと言うことが多い。

聖霊降臨と言われる新約聖書の中の出来事の1つ。

イエス・キリストの復活、昇天した後、集まって祈っていた信徒たちの上に神からの聖霊が降臨し、その直後、信徒たちは世界中の言語を話すことができるようになり、彼らは世界中に宣教の旅に出ました。その出来事の日がペンテコステ。

2019年は6月です。

icon-check-circle 聖霊降臨祭の翌月曜日 (Lundi de Pentecôte)  移動祝祭日

日曜日のペンテコステの翌日の休日。

2019年は6月です。

春のイベントとおでかけ

イベント

パリ、フランスならではのイベントを旅程に組み込むと楽しみ方の幅が広がります。

3月中旬~4月上旬

icon-check-circle エルメスの馬術大会 (Saut Hermes)

エルメスが主催する障害馬術大会がグラン・パレを貸し切って開催。

馬術大国フランスの伝統的な大会を馬具工房が始まりのエルメスが復活させました。

世界各地から結集した名騎手と名馬の迫力ある馬の演技を至近距離から楽しめます。

会場では馬具を手作りする職人さんの実演を見たり、ブティックではこの時期「限定アイテム」を購入できたりします。

チケットが数か月前には売り切れになってしまうほどの人気イベント。

エルメスの馬術大会 (Saut Hermes) WEBサイト icon-external-link

icon-check-circle リーヴル・パリ (Livre paris)

出版社の大小を問わず世界50ヶ国から3万人の出版関係者が参加するフランス最大の書籍見本市。

様々なジャンルの本が並び、一般の人を対象としているものの、その規模の大きさや充実した内容から、世界各地から出版関係者も多く集まる。

過去にはノーベル賞作家の大江健三郎、島田雅彦、江國香織といった小説家、俳人の黛まどかや漫画家の萩尾望都なども参加しています。

会場は15区にある「ポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場」

リーヴル・パリ (Livre paris) WEBサイト icon-external-link

4月

icon-check-circle パリマラソン (Marathon de Paris)

世界5大フル・マラソンの1つ。

世界遺産パリの名所、街並みを十分楽しめるコースで、朝8時30分にシャンゼリゼ通りからランナーが走り出す。

シャンゼリゼ通り、セーヌ川などの沿道ではにぎやかな応援の演奏やダンスで盛り上がります。

ワインが置いてある給水所もあるらしい。

パリマラソン (Marathon de Paris) WEBサイト icon-external-link

4月下旬~5月上旬

icon-check-circle パリフェア (Foire de Paris)

フランスを中心にヨーロッパ、フランス領ポリネシアやクレオール(西インド洋諸島)などの海外県の衣・食・住・美容・健康・旅行などなんでもありの物産展。

発明品コンクールやリサイクルコーナーなどもあり、広範囲のテーマで出品されています。

人気なのは食のパビリオン。フランス各地の食が味わえるよう簡単なレストランが設けられています。

会場は15区にある「ポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場」

パリフェア (Foire de Paris) WEBサイト icon-external-link

icon-check-circle みんなのオペラ(Tous à l’Opéra)

「みんなをオペラに招待します」 パリと近郊の多くの施設が無料で公演を行います。

オペラに興味のある方は足を運んでみて!

みんなのオペラ(Tous à l’Opéra)WEBサイト icon-external-link

5月

icon-check-circle 美術館の夜(La nuit des musées)

フランス中の美術館、博物館が夜間に無料開放される一夜限りのイベント。

開始と閉館時間は施設ごとに違い、おおよそ18時~20時の間に開始で、22時~24時頃まで開いています。

日が長くなってきたパリを楽しむのに、もってこいのイベント。

無料ということもあって、かなりの人出が考えられます。

何を見るのかを決めて、防犯対策をして出かけましょう。

5月下旬~6月上旬

icon-check-circle テニス全仏オープン(Roland garros)

ブローニュの森にあるローラン・ギャロス競技場で開催されるテニスの大会。

パリ市庁舎の前に巨大スクリーンが設置される。

テニス全仏オープン(Roland garros) WEBサイト icon-external-link 

6月

icon-check-circle 庭園で会いましょう(Rendez-vous aux jardins)

6月第1週にフランス文化省が主催するイベントで、普段は入ることができない所も一般公開されます。

フランスじゅうの公園、庭園でコンサートや展覧会が催されるので、街の中の緑に会いに行ってみませんか。

庭園で会いましょう(Rendez-vous aux jardins) WEBサイト icon-external-link

おでかけ

秋から冬にかけて休演や閉館していた観光地が再開、開館し始めます。

冬は休みのヴェルサイユ宮殿の大噴水ショーが3月末頃から再開され、ジヴェルニーのモネの庭は3月末から開園。

パリも春は花が綺麗な季節。

街を歩くときには景色と一緒に、のんびり過ごしたい時には公園で、花を見るのも華やかなパリを感じられます。

4月

icon-check-circle 桜の名所

パリには日本のような桜並木や大きな公園で花見をするような光景はないけれど、パリ市内には桜の名所があります。

日本では桜と言えば代表的なのが白く可憐なソメイヨシノですが、フランスでは華やかピンク色で存在感のある八重桜が主流です。

icon-map-marker ジャン23世広場(Square Jean XXII)

ノートルダム大聖堂の横、セーヌ川沿いに八重桜の木植えられちょっとした桜の小径に。

icon-map-marker パリ植物園(le Jardin des Plantes de Paris)

5区にあるルイ13世による王立薬草園がはじまりの植物園に白妙桜と緋桜の2種の桜の木があります。

枝が横に伸びて地面を這うように育っている大きな桜の木は一見の価値ありです。

icon-map-marker シャン・ド・マルス公園( Parc du Champs-de-Mars)

桜とエッフェル塔、絵になります。

5月

icon-check-circle マロニエと桐の花

4月下旬頃~5月中旬頃までマロニエと桐の花を楽しめます。

マロニエは白色と赤色があり、公園や通など街の至る所で目にします。

シャンゼリゼ通り沿いにあるロン・ポワン劇場があたりからコンコルド広場にかけて、マロニエの並木道。

3月になると葉が芽吹きだし、4月中旬頃花が咲き始め、4月下旬頃から花が咲きそろいます。

その後綿毛をまき散らします。これがフランスでは一般的な花粉症の1つ。

花粉症を持っていたらこの時期の旅行は避けた方がいいかもしれないですね。

桐はエレガントな淡い紫で大きめの穂になって咲き、公園、広場、ロータリーやメトロ(Métro)の出入り口などに植えられていているので、そのような場所では立ち止まって辺りを見回してみて。

シテ島、ポンピドーセンター前、シャン・ド・マルス公園、エッフェル塔近くの並木道などで見れます。

6月

icon-check-circle バラが美しい季節

icon-map-marker バガルテ公園のバラ園

パリの西側にあるブーローニュの森の中にあるバガルテ公園内にバラ園があります。

1,200種類1万本のバラを鑑賞することができ、毎年6月にはバラ新品種の国際品評会が開催されます。

バラ園のあるバガルテ公園は、バガルテ城の敷地に1775年に造園されました。

樹木やいろんな植物に、小さな橋、岩、洞窟、池、人工の滝などの演出が見る人を楽しませてくれます。公園内を歩く孔雀に遭遇することも。

公園内にはかつての厩舎だった建物を利用したレストランもあるので、たっぷり散策した後ここで一休みできます。

アクセスはバスを利用するのをおススメします。

No.244 Bagatelle-PréCatelan下車

No.43  Place de Bagatelle下車

パリのバスは平日、祝日、日中、夜、曜日によって運行時間が変わったり、運休になったりするので、行く日について事前に調べておいたほうがよいです。

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春の旬の食材

食も旅の楽しみの1つ!

レストランやビストロで旬の食材を見かけたら試してみて。

果物やチーズはホテルの部屋でも楽しめます。

持ち帰る時のエコバッグ、紙皿などを持って行くのを忘れずに。

春の滞在中の注意点

フランス人にとってのマスク

春は花粉症でマスクを欠かせないという方も多いのではと思い、マスクの話です。

他の季節でも該当することなので、風邪気味で旅行する時には気をつけて下さい。

私は4月上旬(10日~21日)にパリから北西にあるルーアンという街で、6日間の超短期語学留学で滞在した時、鼻かぜをひいてしまいました。

学校内でマスクをしていたら、何か重病なのではないかと学校側からホームステイ先のマダムに連絡があり、マダムにすごく心配されました。

フランスではマスクは医療従事者が使うものという認識があります。

医者が患者からの感染を防ぐ時、手術の時に使用するのが、彼らにとってのマスク。

なので、街中にいる人がマスクをしていると「あなた何かに感染してる?重病なんじゃない?」と突き刺すような視線を向けられます。

そして、自分の周りから離れていきます。

ホテルの部屋で自分だけの時はマスクをしていても問題は無いと思いますが、フランス人がいる場所ではマスクはNGです。

春のパリへ旅行して思ったこと

春にフランスへ旅行したのは、4月上旬、5月上旬、5月下旬が2回の計4回。

春が好きだから4回も行ったわけではないのですが...結構行っています。(笑)

そのうちの1回はパリ、3回は地方+パリ(フランス入国時と出国時に数日滞在)という旅程。

冬から夏に向かっていく春はパリの街がどんどん変わっていき、4回の滞在は全く違う旅になりました。

現地で一番悩んだのは服装でした。

私がいつも使うスーツケースの容量では余分に衣類を持って行けないので、着回し、重ね着、小物で調整。

お蔭で旅の荷物を少なくする、パッキングを上手にする技は身に着いてきました。

4月上旬の旅行の時、日本ではあまり馴染みのない復活祭(Pâques/パック)がありました。

フランス人にとって大切な祝日を街も人も楽しんでいるのを見て、こういうのも良い思い出になるなぁと。

他の季節に行く時も、こんな場面に出会えることをちょっぴり期待してます icon-star