[7月,8月,9月]夏のパリ 観光に役立つ天候、服装、休日、イベント情報

夏頃にパリへ旅行する時に知っておきたい、天候、服装、休日、イベントなどの情報をまとめてみました。

今回は6月21日から9月20日までの情報をお伝えします。

この期間はフランスでの暦上の夏を言います。

•春 3月21日から6月20日まで
•夏 6月21日から9月20日まで
•秋 9月21日から12月20日まで
•冬 12月21日から3月20日まで

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項目は次の5つです。

icon-asterisk 天候と服装
icon-asterisk フランスの休暇
icon-asterisk イベントとおでかけ
icon-asterisk 旬の食材
icon-asterisk 滞在中の注意点

旅行計画の参考にしてみて下さい。

夏の天候と服装

天候、服装を考える時、緯度からみてみると、どんな準備をすればよいのかのヒントになります。

日本の都市と欧州~北アフリカの都市を比較してみました。

パリが稚内よりも緯度が高いのに温暖な気候に恵まれているのは、フランスの西側の大西洋に暖流の北大西洋海流が流れ、一年を通して西から吹く偏西風が暖流の上の暖かい空気を運ぶからです。

日本のどこに住んでいるか、寒さ暑さに強いか弱いかによって、どのくらいで涼しい、暑いが違ってくると思います。

7月

icon-check-circle 天候

7月になると夏本番。

平均気温が20℃前後の晴れる日が多くなってきて、日の入りが22時頃となり、夕食後もまだ明るい空の下、観光が楽しめます。

icon-check-circle 服装

湿気が無く、日中はさわやかな暑さ。

半袖だけでもよいですが、朝晩や天気が曇りや雨の日は夏でも肌寒く感じることがありますから、簡単に羽織れる上着、大判のストールなどを用意して行きましょう。

日差しが強いので、サングラス、日焼け止めはお忘れなく!

パリでは日傘や腕カバーを使う人は見ません。

つばの広い帽子、長袖シャツ、日焼け止めで対応しましょう。

8月

icon-check-circle 天候

7月に引き続き、晴れの日が多く気持ちよく観光が出来ます。

気温は7月より上がる日もあり、最高気温が35℃の猛暑日があったりします。

湿気が無くカラッとした暑さですが、強い日差しの中での観光は熱中症に注意が必要です。

フランス厚生省がこんな注意書きのPDFをWEBサイトに載せています。

フランス厚生省 WEBサイト 

icon-check-circle 服装

7月と同様の装いで過ごせます。

暑い日が続くとノースリーブに短パンやミニスカート、サンダルで過ごしたくなることもありますが、観光で教会や寺院などを予定している時は長袖の羽織れるものや大判のストールなど肌を隠せるもの忘れずに。

入場を断られる場合あります。

9月

icon-check-circle 天候

9月に入ると徐々に秋めいてきます。

夏から秋に切り替わる季節の変わり目で天候が変化しやすく、にわか雨が降る事が多くあります。

折り畳み傘の携帯をおすすめします。

icon-check-circle 服装

9月になると気温が下がり、長袖や上着が不可欠です。

特に朝晩は冷え込むので、ジャケットやコートの準備をしておくと安心。

前半はカーディガンや薄手のジャケット、後半はコートや少し厚手のジャケットに、長袖シャツ、カットソーやパーカー、ストールなどで調整しましょう。

フランスの天気予報

天気は行ってみないと正直わかりませんが、出発前に天気予報をチェックしたいですよね。

フランスの天気予報は日本と比べると当たらない...ことが多いのですが、パリでの過ごし方、服装や持ち物選び参考にはなります。

 Météo Paris (フランス語)

天気のアイコンと数値の表記がわかりやすい

Météo Parisのウエブサイト 

Météo Parisの使い方はこちらで紹介しています。

icon-file  参考記事
パリの天気予報の当たる確率UP!フランス気象学者監修Météo Parisの紹介

Yahoo Weather (英語)

フランス語より英語のほうがいい時はこちら

Yahoo Weatherのウエブサイト 

夏のフランスの祝日、休暇

パリに限らずフランスへ旅行する時に外せない事に「休暇」があります。

これを知っているのと知らないのとでは現地での過ごし方に違いが出てきます。

例えば、行こうと思っていた場所がやっていなかったり、思っていた以上に混雑していて予定変更せざるをえなかったり...

この休暇の情報を上手に取り入れて旅行の計画をしましょう。

7月上旬~9月上旬

icon-check-circle 学校の休み

夏にはフランスの学校の休みの中で一番長い、夏休み(Vacances d’été)があります。

学校の休みは住んでいる地域によって期間が違いますが、この夏休みはフランス全土共通です。

期間は学年の終わる7月下旬から次の学年が始まる9月上旬までの2か月間で、毎年変わります。

学校の休みに合わせて家族が休暇にすることが多いので、観光地やイベント会場が混雑することが考えられます。

旅の計画をする時に期間がいつなのかを知っておくといいです。

パリはCゾーンです。

フランス文部省のサイトにカレンダー (Le calendrier scolaire) があり、ここで確認出来ます。

フランス文部省サイトのカレンダー 

6月

icon-check-circle 聖霊降臨祭 (Dimanche de Pentecôte) キリストが昇天した10日後 移動祝祭日

Pentecôteペンテコステと言うことが多い。

聖霊降臨と言われる新約聖書の中の出来事の1つ。

イエス・キリストの復活、昇天した後、集まって祈っていた信徒たちの上に神からの聖霊が降臨し、その直後、信徒たちは世界中の言語を話すことができるようになり、彼らは世界中に宣教の旅に出ました。その出来事の日がペンテコステ。

年によって5月になることもあります。

icon-check-circle 聖霊降臨祭の翌月曜日 (Lundi de Pentecôte)  移動祝祭日

日曜日のペンテコステの翌日の休日。

年によって5月になることもあります。

7月

icon-check-circle 7月14日 フランス国民祭 (Fête nationale française )

フランスでは「Quatorze Juillet(キャトーズ・ジュイエ)」と呼ばれている建国記念日です。

この日は美術館や博物館など多くの観光施設が無料になります。

フランスにとってこの日がいかに大切か、フランスが軍事大国なんだという一面を感じられる1日です。

場所によっては混雑による入場規制時間があったり、パレードや花火などのイベントのために閉鎖されたりすることもあります。

フランス国民祭を紹介しています。

icon-file  参考記事
パリ旅行のおすすめ観光スポット15テーマ!一人旅を楽しむ定番&穴場 〈14気軽に体験できることを楽しんでみよう 1.フランス国民祭 (Fête nationale française)〉

8月

icon-check-circle 8月15日 聖母被昇天祭 (Assomptionアソンプシオン)

聖母マリアが天使達によって、天界に運ばれた出来事を祝う日です。

今日のフランスでは、クリスマス、昇天祭、諸聖人の日とともに4つのカトリックの祝日に数えられています。

この日の前後に休日を取って連休にし、家族や休暇仲間とヴァカンスを楽しむ人たちもいます。

9月

フランスの9月は祝日、休暇はありません。

夏のイベントとおでかけ

イベント

パリ、フランスならではのイベントを旅程に組み込むと楽しみ方の幅が広がります。

音楽祭り (Fetes de la musique)

6月21日、夏至の日に開催される音楽イベント。

プロ、アマチュア、ジャンルを問わずフランス各地でコンサートが行われます。

もちろん、パリでも音楽一色に。

午後からボチボチ始まりますが、盛り上がるのは夜になってから。

ゲイ・パレード (Gay pride)

6月下旬に開催されるゲイ・パレードは、明るくて元気のいい参加者たちが平等を訴え、権利を主張しながら、子供から年配の片まで幅広い年齢層の観客を楽しませてくれます。

パレードにはパリ水道局、警察、SNCF(フランス国鉄)、RATP(パリ交通公団)なども参加。

夏のソルド(セール)(solde d’ete)

年に2回あるセールの1つ。

夏のソルドが6月下旬から始まります。

ソルドについてはこちらで紹介しています。

icon-file  参考記事
パリのソルド!夏冬の開催期間とお得に買い物をするポイント

ツールドフランス (LeTour de France)

毎年7月上旬~7月下旬に23日間の日程で行われる自転車レースのゴールがシャンゼリゼ通り。

ツールドフランスを紹介しています。

icon-file  参考記事
パリ旅行のおすすめ観光スポット15テーマ!一人旅を楽しむ定番&穴場〈14気軽に体験できることを楽しんでみよう 2.自転車ロードレース「ツール・ド・フランス (Le Tour de France)」のゴール〉

フェステバィル・パリ・カルティエ・デテ (Festival Paris Quartier d`été)

7月14日のフランス国民祭から約3週間、パリ市内にある美術館、公園などで、フランスの国内外からアーティストが参加して、音楽、演劇、ダンス、サーカスなどが特別上演されるイベント。

フェステバィル・パリ・カルティエ・デテ (Festival Paris quartier d’été) WEBサイト icon-external-link

パリ・プラージュ(Paris Plages)

7/下旬~8月上旬にセーヌ河岸がビーチになる夏の風物詩。

2016年まではセーヌ河岸に砂が敷き詰められた夏季限定のビーチになっていましたが、  2017年は砂が無いビーチでした。

今年はどんなビーチになるのでしょうか。

テクノパレード(Techno Parade)

9月中旬、テクノ音楽と共にパリの街がクラブに姿を変える一大イベント。

数十台のトラックが市内を練り歩き、巨大なスピーカーから流れるテクノ音楽に合わせ、人々がパリ市内をパレードします。

文化遺産の日(Les Journées Européenes du Patrimoine)

9月第3土曜日、日曜日は国立の文化遺産が無料で公開されます。

普段は一般に非公開の行政施設や教会も公開され、エリゼ宮などの公官庁は人気。

ノルマンディー地方にある世界遺産『モン・サン・ミッシェル』も無料見学できます。

文化遺産の日(Les Journées Européenes du Patrimoine) WEBサイト icon-external-link

おでかけ

暑くても湿気のないフランスは外に出かけたくなる季節。

夏の緑の美しさもパリを素敵に見せてくれます。

7月中はイベントが多く、パリで過ごす人たちが多くいますが、8月になるとパリの人たちは一斉にバカンスに出かけ、人や車が少なくなりパリは静かな街に変わります。

レストランや個人経営の店は休業していることが多いので、行きたい店は事前に休業状況をチェックしておきましょう。

Palais Garnier(パレ・ガルニエ) オペラ・ガルニエでのバレエ・オペラ鑑賞はこの期間は公演がないので、行きたいと思っていたら要注意です。

公演がない期間は内部の見学が出来ます。

セーヌ河岸

パリ市のプロジェクトで車両禁止エリアが増えてきた河岸。

パリ・プラージュ(Paris Plages)に7区や再開発地区で注目され始めた13区が加わり、夏のセーヌ河岸に出かける楽しみが広がります。

水上観光

夏のパリ観光におススメなのが水上観光。

ユネスコ世界遺産「パリのセーヌ河岸」に登録されている街並みを眺めることが出来るセーヌ河遊覧船。

のどかな町並みを木々のトンネルをくぐるように進むサン・マルタン運河遊覧船。

観光の王道すぎて敬遠しがちだけど、違う目線で見るパリにちょっと感動します。

アンドレ・シトロエン公園の気球

15区、セーヌ河に面してあるアンドレ・シトロエン公園(Parc André-Citroën)

公園の広い芝生では、平日の放課後は子供たちが遊び、休日は散歩や家族でピクニックを楽しむ人たちで賑わっています。

そこから気球が浮かんでいます。

この気球はパリの大気汚染を計測するのが目的なのですが、大人は12ユーロで乗ることが出来ます。

気球に乗って地上150mから見るパリの景色は特別な思い出になりそう。

毎日、9時から公園が閉まる30分前まで運行していますが、天候によっては運休になることもあります。

気球の公式サイト Ballon Generali icon-external-link

夜遅くまでパリを楽しむ

7月の日没時間は21時30分~22時頃、8月は20時30分~21時頃。

辺りが暗くなるまでたっぷり時間がある季節。

もう遅い時間かなと思っても外は明るいので街を歩くのに不安は少ないです。

美術館は曜日によって、閉館時間が21時頃まで延長になる夜間開館(Nocturne)をしています。

暗い夜道をホテルへ戻ることがないので、夕食後に美術鑑賞も楽しめます。

また、サント・シャペル、ノートルダム寺院、マドレーヌ寺院などで開催されるクラッシックコンサートへ出かけてみるのもおススメです。

木々が色づき始める公園

9月になると夏の緑の美しさで街を包んでいた時期から木々も段々と秋色に変わり始めます。

晴れた日には、木々が色づき始めた公園で気持ちいい日差しの中過ごすのもパリの楽しみ方の1つ。

左岸にあるリュクサンブール公園は宮殿、花壇、池、泉などがあり、のんびり一回りしてみるのもおススメです。

公園内の林の一画にはテニスコートやペタンクコートがあって、地元の人たちが公園で楽しんでいる様子を見ることが出来ます。

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夏の旬の食材

食も旅の楽しみの1つ!

レストランやビストロで旬の食材を見かけたら試してみて。

果物やチーズはホテルの部屋でも楽しめます。

持ち帰る時のエコバッグ、紙皿などを持って行くのを忘れずに。

夏の滞在中の注意点

暑さ対策

フランスではエアコンがある家やお店は一般的ではありません。

公共施設でもエアコンがある事はほとんど無く、暑い中で仕事や勉強をするのがパリの人たちの日常です。

猛暑日が続く時の外出は長い時間の外歩きは避けて、日陰や建物の中に入り、休憩をしながら観光することをおススメします。

湿度が低いので日差しを遮ることができれば、室内の温度を低く保つことができる、というのがフランスの暑さ対策の考え方です。

ホテルの部屋の暑さ対策は、日中の外出中に室内の温度がなるべく上がならいように、窓に雨戸が付いていたら閉める、雨戸が無ければカーテンを閉めておくとよいでしょう。

朝の涼しい時間には窓を開けて室内にひんやりした空気を取り入れ、出かける時に室内に日差しが入らないようにし、夜には窓を開けて涼しい空気を取り入れると、暑さでの寝苦しさを少なく出来ます。

暑さが気になるならホテルを選ぶ時には冷暖房 (個別調節型)の設備があるか確認してみて下さい。

夏のパリへ旅行して思ったこと

夏にフランスへ旅行したのは7月下旬。

パリの街なかはすっかりバカンス気分。

ホテル近くのカフェでは夕方のハッピーアワーから盛り上がっていました。

観光客が多く、どこも人、人、人。

それもこの時期ならではなのかなと、観光のハイシーズンを実感しました。

日没時間が夜21時30分頃なんて初めてで、時間を忘れて歩き回っていたら段々とスタミナ切れに...

遅くまで出歩く日と早めにホテルへ戻る日を決めて、体力温存することがとっても大切だと痛感。

夏は観光のハイシーズンで、航空券、ホテルの料金は高くなりますが、湿気が無く、さわやかなこの季節にまた行ってみたいと思っています。