[10月,11月,12月]秋のパリ 観光に役立つ天候、服装、休日、イベント情報

秋頃にパリへ旅行する時に知っておきたい、天候、服装、休日、イベントなどの情報をまとめてみました。

今回は9月21日から12月20日までの情報をお伝えします。

この期間はフランスでの暦上の秋を言います。

•春 3月21日から6月20日まで
•夏 6月21日から9月20日まで
•秋 9月21日から12月20日まで
•冬 12月21日から3月20日まで

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項目は次の5つです。

icon-asterisk 天候と服装
icon-asterisk フランスの休暇
icon-asterisk イベントとおでかけ
icon-asterisk 旬の食材
icon-asterisk 滞在中の注意点

旅行計画の参考にしてみて下さい。

秋の天候と服装

天候、服装を考える時、緯度からみてみると、どんな準備をすればよいのかのヒントになります。

日本の都市と欧州~北アフリカの都市を比較してみました。

パリが稚内よりも緯度が高いのに温暖な気候に恵まれているのは、フランスの西側の大西洋に暖流の北大西洋海流が流れ、一年を通して西から吹く偏西風が暖流の上の暖かい空気を運ぶからです。

日本のどこに住んでいるか、寒さ暑さに強いか弱いかによって、どのくらいで寒い、暖かいが違ってくると思います。

10月

icon-check-circle 天候

10月前半は晴れの日が続いていても、10月後半になると一気に曇りの日が多くなってきます。

春先のように天候や気温が年によって大きな差があります。

icon-check-circle 服装

暖かい日と寒い日の両方に備えての服装を用意して行きましょう。

ショートコートやジャケットにストールやスカーフで首周りを暖かくして寒さ調整。

1枚、ウールのもの(セーター、カーディガン)を持っていると重宝します。

パリ郊外に出かける時は、パリ市内より暖かい服装が安心です。

事前に天気予報サイトで気温をチェックして服装を選ぶようにしましょう。

11月

icon-check-circle 天候

10月末から冬時間に変わり日照時間もグッと短くなり、冬がすぐそこに来ているのを日々肌で感じるようになります。

晴れの日が少なくなり曇りの日が続くようになります。

また、1日のなかで、晴れていたら短時間小雨が降ってまた晴れるということがあるので折り畳み傘は必携帯。

icon-check-circle 服装

腰回りが隠れる膝上くらいのしっかり防寒できるコートは必需品。

外は寒く建物の中は暖房で暖かいので、コートの下は厚着にならない服装で調整しましょう。

街歩きをしていると石畳からの寒さが足裏から伝わってくるので、厚手の靴下やパンツの下にレッグウォーマーなどの防寒を。

12月

icon-check-circle 天候

寒さも本番を迎え、天気は鉛色の曇り空が続き、太陽が出る日は数えるほどで日差しが楽しみになります。

朝、路面が凍っていることがあるので、足元には気をつけて。

icon-check-circle 服装

防寒性が高いダウンコートは必需品。

11月と同様、外は寒く建物の中は暖房で暖かいので、コートの下は厚着にならない服装で調整しましょう。

また、ブーツも欠かせないアイテム。

ショートブーツよりロングブーツをおススメします。

寒さで路面が凍っていることがあるので、靴裏は滑り止めが付いたものが安心です。

フランスの天気予報

天気は行ってみないと正直わかりませんが、出発前に天気予報をチェックしたいですよね。

フランスの天気予報は日本と比べると当たらない...ことが多いのですが、パリでの過ごし方、服装や持ち物選び参考にはなります。

 Météo Paris (フランス語)

天気のアイコンと数値の表記がわかりやすい

Météo Parisのウエブサイト 

Météo Parisの使い方はこちらで紹介しています。

icon-file  参考記事
パリの天気予報の当たる確率UP!フランス気象学者監修Météo Parisの紹介

Yahoo Weather (英語)

フランス語より英語のほうがいい時はこちら

Yahoo Weatherのウエブサイト 

秋のフランスの祝日、休暇

パリに限らずフランスへ旅行する時に外せない事に「休暇」があります。

これを知っているのと知らないのとでは現地での過ごし方に違いが出てきます。

例えば、行こうと思っていた場所がやっていなかったり、思っていた以上に混雑していて予定変更せざるをえなかったり...

この休暇の情報を上手に取り入れて旅行の計画をしましょう。

冬時間が始まる

フランスには冬時間と夏時間があります。

10月最終日曜の深夜にそれまでの夏時間から冬時間に変更されます。

この時期パリに滞在している時は、前日の土曜夜に1時間時計を戻して就寝するのを忘れずに。

昨日までとは違い1時間早くなるので、変更を忘れると交通機関の時刻や開館時刻に1時間早く着くことになります。

冬時間と夏時間について紹介しています。

icon-file  参考記事
パリの街は女性一人旅に向いてる?街のプロフィールを見てみましょう〈1.6 時差〉

10月中旬~11月初旬

icon-check-circle 学校の休み

フランスには2週間ほどの学校の休みが年に4回あります。

「えっ?また2週間の休みなの?」と言ってしまうくらい。

ヴァカンス大国フランスです。

住んでいる地域によって期間が違う休みもあり、フランス全土をA、B、Cの3つのゾーンに分け期間をずらして休むようになっています。

パリはゾーンCです。

秋には期間がフランス全土共通のトゥーサンの休み(Vacances de Toussaint )があります。

期間は10月中旬~11月初旬の間で毎年変わります。

会社や店が休みになるわけではありませんが、学校の休みに合わせて家族が休暇にすることが多いので、観光地やイベント会場が混雑することが考えられます。

旅の計画をする時に期間がいつなのかを知っておくといいです。

フランス文部省のサイトにカレンダー(Le calendrier scolaire)があり、ここで確認出来ます。

フランス文部省サイトのカレンダー 

9月

フランスの9月は祝日、休暇はありません。

10月

フランスの10月は祝日、休暇はありません。

11月

icon-check-circle 11月1日 諸聖人の日(Toussaint トゥーサン)

カトリック教会の祝日で、全ての聖人を祝福する日。

祝日なので、店や観光名所が休店、休館していることもあります。

icon-check-circle 11月11日 第一次世界大戦休戦記念日(Armistice de 1918 )

ドイツ降伏と第1次世界大戦終結を記念する日。

今では11月11日は戦没兵士を追悼する日になっています。

1918年11月11日、第一次世界大戦でのドイツと連合軍の休戦協定が、パリ郊外のコンピエーニュ(Compiegne)で結ばれ軍事行動が停止された。

翌、1919年、ベルサイユ宮殿の鏡の間にて「ベルサイユ条約」が締結され、第1次世界大戦は正式に終結となった。

12月

12月20日までにフランスの祝日、休暇はありません。

秋のイベントとおでかけ

イベント

パリ、フランスならではのイベントを旅程に組み込むと楽しみ方の幅が広がります。

ニュイ・ブランシュ (Nuit blanche)

10月最初の土曜日の日没から翌日曜の明け方まで、パリの街全体がアートスペースに変わるパリ市主催の現代アートの祭典。

2002年から始まり、あっという間にフランス全土に広がり、パリの姉妹都市の1つでもある京都でも2011年から毎年行われている。

有名な建物がプロジェクション・マッピングのように色とりどりの鮮やかな色で照らされ、通りや広場がイベント空間に。

一夜では周り切れないほどの催し物があるので、ニュイ・ブランシュのパリの街を楽しみながら1つか2つ選んで参加してみるのもいいかも。

凱旋門賞 (Prix de l’Arc de Triomphe)

10月第1日曜日にパリの西側の16区、ブローニュの森の中にある競馬場で毎年開催される競馬の重賞(G1)競走。

世界的にも有名な競走の1つ。

1920年、第一次世界大戦後に勢いを失っていたフランス競馬を盛り返そうと誕生した国際競走。

日本国内で最も活躍した競走馬が1960年代後半から幾度か参戦しています。

2001年に開催された帽子コンテストをきっかけに「帽子やヘッドドレスを着用した女性たちは入場が無料」という特別なルールが生まれました。

フランス人にとって競馬観戦は上流階級の社交場、紳士淑女のたしなみでもあります。

競馬をよく知らなくても、華やいだ雰囲気の競馬場を見に出かけてみるのも楽しいです。

10月第2週の5日間

icon-check-circle モンマルトルのブドウ収穫祭 (Fête des vendanges de Montmartre)

モンマルトルのサクレクール聖堂近くに小さなブドウ畑があり、収穫を祝って祭りが開催される。

年間生産量が約1000本のワインはパリ18区区役所のカーブで醸造されている。

ブドウ畑は普段は入場には要予約ですが、収穫祭の期間は入場無料で見学出来ます。

ワインの試飲のほかフランス各地の秋の味覚を楽しめる屋台、中世の伝統衣装を身につけた人々のパレード、花火などで賑わいます。

週末はかなりの人出になるので、スリには気をつけましょう。

モンマルトルのブドウ収穫祭 WEBサイト icon-external-link

サロン・デュ・ショコラ (Salon du Chocolat)

10月下旬~11月上旬の5日間開催される世界最大のショコラ(チョコレート)の祭典、見本市。

入場料を支払えば、たくさんのブランドのチョコレートが自由に試食できます。

日本でもよく知られているフランスを代表するショコラティエの味を堪能しに出かけてみるのもパリ旅行ならではの楽しみ。

サロン・デュ・ショコラについて紹介しています。

icon-file  参考記事
パリ旅行のおすすめ観光スポット15テーマ!一人旅を楽しむ定番&穴場〈14気軽に体験できることを楽しんでみよう 3.ショコラ(チョコレート)の祭典「サロン・デュ・ショコラ (Salon du chocolat)」〉

マルジョレーヌ・サロン・ビオ (Salon Marjolaine)

11月上旬に開催されるオーガニック商品の見本市。

フランス全土から集まったパン、チーズ、ワイン、オリーブオイル、化粧品、雑貨など色んなオーガニック商品が会場に並びます。

パリ市内のオーガニックを扱っている店でサロン・マルジョレーヌの入場券や割引券がもらえることもあるので、興味があればチェックしてみて。

会場はヴァンセンヌの森にあるパーク・フローラル

入場料が必要です。

マルジョレーヌ・サロン・ビオ WEBサイト icon-external-link

ボジョレーヌーボー (Beaujolais nouveau) 解禁日

11月第3木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日。

ボジョレーヌーボーとは、フランスのワイン産地ボジョレー地方でその年に収穫されたブドウを使って作られるワインのこと。

その年のワインの出来を占うと言われています。

おでかけ

夏が終わりだんだんと秋らしくなったなぁ...と思うのも少しの間。

パリは秋を感じる期間が短くて冬が駆け足でやってきます。

パリが1年の中で最も美しいと言われている束の間の秋から本格的な冬を迎える前の秋の終わりの変化を楽しみましょう。

春から夏にかけて上演や開館していた観光地が休演、閉館されます。

ヴェルサイユ宮殿の大噴水ショーは11月から休演、ジヴェルニーのモネの庭は11月初めから閉園。

紅葉散策

10月になると気温が下がるごとに街のマロニエやプラタナスの木々が色づき始めます。

紅葉した木々や鮮やかな落ち葉がパリを素敵な街に変えていきます。

本格的な寒さがやってくる前のこの時期は、暑すぎず寒すぎず、街を散策するのに気持ちが良いです。

メトロでの移動をバスに変えて車窓から秋の景色を楽しんだり、秋のパリを感じながら歩いて移動してみたりするのもおススメ。

クリスマスイルミネーションとクリスマスマーケット

11月中旬から年明けまで街はクリスマスイルミネーションで華やぎます。

派手なイルミネーションではないけれど、さすがパリだわと思わせてくれる美しさ。

また、街のあちらこちらで柔らかな光の飾りつけを見ることが出来ます。

icon-bell-o イルミネーションが施された並木道のシャンゼリゼ

icon-bell-o ギャラリーラファイエット (Les Galeries Lafayette)、Le Printemps (プランタン)、Le BHV Marais (BHVマレ) などのデパートのディスプレイ

icon-bell-o パリで最も美しいパサージュのギャラリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)

通り沿いや広場に屋台小屋が立ち並ぶクリスマスマーケット。

11月中旬から年明けまで、クリスマスの飾り付け、雑貨、クリスマス食材や特産品などを買うことができる。

この時期ならではのお土産探しのもおススメ。

暖かくしてマーケットへ出かけて Vin chaud (ホットワイン)や Chocolat chaud (ホットチョコレート) を飲むのも、楽しみ方の1つです。

開催期間はそれぞれのマーケットで違うので、事前に調べてから出かけて下さいね。

教会の「ラ クレーシュ(La crèche)」

12月になると教会でノエル(クリスマス)に向けての準備が少しずつ進みます。

「ラ クレーシュ(La crèche)」というキリストの生まれた家畜小屋の模型の設置が始まります。

これはキリスト誕生の様子を模型にしたもので、25日になるとキリストの赤ちゃんの人形が置かれます。

教会によってそれぞれの模型が設置されるので、ラ クレーシュ巡りしてみるのも楽しいです。

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秋の旬の食材

食も旅の楽しみの1つ!

レストランやビストロで旬の食材を見かけたら試してみて。

果物やチーズはホテルの部屋でも楽しめます。

持ち帰る時のエコバッグ、紙皿などを持って行くのを忘れずに。

秋の滞在中の注意点

光化学スモッグ

日本では、夏の気温が高く、日射が強く、風が弱いと光化学スモッグ注意報が出る時があります。

パリでは夏だけでなく、秋冬にも光化学スモッグが発生します。

晴天が続くと、一番の原因と言われているディーゼル車からの排気ガス、暖房に使われる石炭、暖炉からの排気などの汚染物質が空気中に溜まり、風が吹かないのでその空気が地表面近くに停滞。

光化学スモッグ注意報が出た時は、外歩きは控えて美術館、博物館巡りやデパートやショッピングセンターなどで買い物をするなどの過ごし方にすることをおススメします。

また昼間、晴れていると夜は冷え込むので、防寒対策を忘れずに出かけましょう。

秋のパリへ旅行して思ったこと

秋にフランスへ旅行したのは、9月下旬~10月上旬、11月下旬、12月上旬の計3回。

春の次に行っています。(笑)

3回の旅程は、パリ、パリ+パリ郊外、パリ+地方です。

暦上の秋といっても、9月下旬~10月上旬と11月下旬、12月上旬とでは何もかもが全く違います。

天候、服装、街の景色、食べ物など。

9月下旬~10月上旬に行ったこの年は、暑くもなく寒くもなく気持ち良く過ごしましたが、夕立のような雨に降られた日が数日あったので、1日のうちで天候が安定しないなぁと実感。

夏が観光のハイシーズンですが、秋の初め頃までをハイシーズンと考えても良いと思います。

11月下旬、12月上旬は秋ではなくもう冬です。(笑)

晴れていても湿度が低く空気が乾燥しているので、結構寒く感じますが、この頃のパリの街は美しいのでおススメ。

秋にはイベントがたくさんあるので、今度、何かのイベントに合わせて行ってみたいと思います。